【手の痺れ】胸郭出口症候群とは？首・肩・腕のしびれや痛みを感じたら要注意！

この記事でわかること

・胸郭出口症候群の原因と症状をわかりやすく解説

・どんな人に多いのか、データをもとに紹介

・整骨院でできる改善・予防のポイント

胸郭出口症候群とは？

首から肩、腕にかけての神経や血管が圧迫されることで起こる症状を「胸郭出口症候群」といいます。
「肩や腕が重だるい」
「手がしびれる」
「長時間のスマホやデスクワークで腕が疲れやすい」
と感じる方は、この症候群の可能性があります。

特に、姿勢の悪さ（猫背や前かがみ）や、筋肉のアンバランスが関係しているケースが多いのが特徴です。

どんな人に多いか？

胸郭出口症候群は、20〜50歳くらいの働き盛りの世代に多く見られます。
男女比では、およそ3人に2人が女性と言われています。

その理由として、

・肩や首まわりの筋肉が男性よりもやや弱い

・デスクワークやスマホ姿勢が長時間続く

・なで肩や姿勢不良が起こりやすい

などが挙げられます。

決して珍しい症状ではありませんが、軽いしびれやコリ程度だと見過ごされやすいのも特徴です。

原因は？ポイントを解説します

胸郭出口症候群の主な原因は、神経や血管が「狭い通り道（胸郭出口）」で圧迫されることです。
そのまわりは複雑な構造をしており、主に鎖骨周辺の筋肉がカタくなるため症状が起こります。
代表的な要因は以下の通りです。

・姿勢の悪化（猫背・前かがみ）：肩甲骨が前に引かれ、神経の通り道が狭くなる。

・筋肉のアンバランス：首や胸の筋肉（斜角筋・小胸筋）が硬くなり、圧迫を起こす。

・なで肩・細身の体型：肩の位置が下がり、神経にかかる負担が増える。

・荷物の持ち方や職業性要因：重い荷物を片側で持つ、長時間のパソコン作業など。

よくある質問（Q&A）

Q1. 改善までどれくらいかかりますか？
→ 軽度であれば数週間〜1か月ほどで改善することもあります。慢性化している場合は3〜6か月かけて整えていくケースもあります。

Q2. 放っておくとどうなりますか？
→ 痛みやしびれが強くなり、腕を上げる・荷物を持つなどの動作がつらくなることがあります。早めの対処が大切です。

Q3. どのタイミングで専門家に相談すべき？
→ 「手や腕がしびれる」「肩を上げると痛い」「握力が落ちた」と感じたときは、早めに整骨院や整形外科を受診しましょう。

胸郭出口症候群を改善するには？

のぞみ整骨院では、胸郭出口症候群に対して

・背骨・骨盤の矯正で姿勢を整える

・肩・首まわりの筋肉バランスの調整

・神経の通りを改善するストレッチ・鍼灸
など、根本改善を目的とした施術を行っています。

自宅でできるセルフケア

肩こり、デスクワークが多い方向けのストレッチ動画です。
ぜひ参考にしてみてください！

まとめ

・胸郭出口症候群は、20〜50代の女性に多く、姿勢の悪さや筋肉の硬さが原因になることが多い

・早めに整えることで、しびれ・痛みの改善が期待できる

・背骨や骨盤のバランスを整えることが、根本的な予防・改善のカギ

痛みやしびれは、体からのサインです。
「まだ我慢できる」と思わず、早めに専門家へご相談ください。

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