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【座り方】腰痛になりやすい座り方、していませんか?猫背・身体の歪みに要注意

2025.06.27

痛みの原因になる座り方に要注意

私たちの生活の中で、「座っている時間」は年々長くなっています。
パソコン作業、スマホ、運転、食事…。
そして実は、座り方次第で腰にかかる負担は大きく変わるのです。

今回は、腰痛になりやすい座り方の特徴と、痛みの原因になりやすい筋肉についても詳しくお伝えします。

腰痛になりやすい座り方の特徴

まず気をつけたいのが、猫背や前かがみの姿勢です。

背中が丸まり、頭が前に出ると、腰の自然なカーブが失われ、腰まわりの筋肉に負担がかかります。

特に長時間のパソコンやスマホ操作をする人は注意が必要です。

次に多いのが、足を組むクセ

無意識でやってしまう方も多いですが、足を組むことで骨盤がねじれて、左右の筋肉バランスが崩れてしまいます。これが結果的に腰への負担を増やす原因になります。

浅く腰かけて座る姿勢も要注意です。椅子の端にちょこんと座ると、骨盤が後ろに倒れ、背骨が丸まります。この状態が続くと、腰の筋肉が常に緊張し、痛みにつながってしまいます。

さらに、正しい姿勢であっても、長時間同じ姿勢を続けること自体が問題です。

筋肉が動かないまま固まり、血流が悪くなることで、だるさや痛みが生じてしまいます。

痛みの原因になりやすい筋肉とは?

座り方のクセによって、特に負担がかかりやすい筋肉がいくつかあります。

腸腰筋(ちょうようきん)

まずひとつは腸腰筋です。腰椎と骨盤、股関節をつなぐインナーマッスルで、座っているときに短縮されやすく、硬くなると腰を反る動きがしにくくなり、腰痛の引き金になります。

多裂筋(たれつきん)

次に多裂筋。これは背骨を支える細かな筋肉で、姿勢を保つために常に働いています。猫背などで姿勢が崩れると、この筋肉が過剰に働いてしまい、慢性的な腰痛を引き起こします。

大殿筋・中殿筋(だいでんきん・ちゅうでんきん)

大殿筋・中殿筋も重要です。お尻の筋肉で、長時間座って圧迫されることで血流が悪くなり、筋肉が硬くなってしまいます。これが坐骨神経を刺激することもあり、腰から足にかけての痛みやしびれが出る原因にもなります。

腰方形筋(ようほうけいきん)

そして腰方形筋。これは背骨と骨盤をつなぐ筋肉で、骨盤の傾きや左右差があると片側だけが緊張し、腰の片側が痛む原因になります。

腰痛を防ぐための座り方のコツ

腰痛を防ぐためには、まず骨盤を立てて背筋を軽く伸ばすことが基本です。

深く腰かけて、足の裏をしっかり床につけましょう。

膝と股関節の高さがそろうよう、必要に応じてクッションやフットレストを使うのもおすすめです。

写真のように、骨盤の後ろ、もしくはお尻の下にクッションを当てると骨盤が立ちやすくなります。

また、どんなに良い姿勢でも、30分に1回は立ち上がって軽く動くことが大切です。

背伸びをしたり、歩いたりするだけでも、筋肉のこわばりを防ぐことができます。

腰痛を予防するには、こうした日常の姿勢の見直しに加え、腰回りの筋肉をやわらかく保つストレッチや運動を習慣にすることも効果的です。

もっと詳しく映像で見たい方はこちら

【ストレッチ動画】
座り姿勢でカタまった筋肉をほぐす

座る時間が長くなると、股関節がカタくなってきます。

そんな時は、前もものストレッチを行いましょう。

前ももの筋肉と同時に、腸腰筋にもストレッチがかかり、座りすぎてカタまった筋肉をほぐすことができます。

最後に

腰痛の原因は、実は毎日の座り方のクセにあることが多いです。そしてその影響を大きく受けているのが、腸腰筋・多裂筋・殿筋・腰方形筋といった、姿勢を支える重要な筋肉たちです。

もし腰の違和感が続いていたり、朝起きた時に痛みを感じるようであれば、早めに専門家にご相談ください。

のぞみ整骨院では、姿勢や骨格のバランスを詳しく確認し、原因に合わせた施術を行っています。
「長年の腰痛を根本から見直したい」そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。

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