足底筋膜炎の原因?足の裏のアーチについて 宇治 伊勢田 大久保 のぞみ鍼灸整骨院

2019年12月3日

宇治市で「のぞみ」を叶える治療院、のぞみ鍼灸整骨院です!

 

早速ですが、足底筋膜炎という症状をご存じでしょうか?

立ち仕事が多い方に頻発しやすく、足の裏やかかとに痛みを訴える症状です。足の裏ですので、常に使い続ける場所なので、これがまた痛みの逃げ場がなく辛い。。

文字通り、足底(=足の裏)の筋膜が炎症している状態ですが、今回は足底筋膜炎の起因に迫りつつ、足の裏の構造に注目してみたいと思います。

 

《足の裏のアーチ:土踏まず》

直に地面に触れる足の裏が平坦な状態では、地面からの衝撃が直接体に伝わってしまいます。そこで人類が獲得したのが「土踏まず」です。土踏まずは、アーチ型なので地面に触れず、地面からの衝撃を逃がすことができます。

このアーチ構造は、かかとの骨(踵骨)から親指側の中足骨と小指側の中足骨に向かって走る2本の縦アーチと親指の付け根から小指の付け根の間を結ぶ横アーチがつながっています。このテントのようなアーチ構造があることで、全体重がかかっても下からの衝撃を受け止めることができるのです。

 

この土踏まずのアーチが何らかの異常で低くなり、足裏が平坦になった状態が、いわゆる「扁平測」と呼ばれます。扁平測になると、逃がすべき地面からの衝撃が体へ伝わりやすくなり、かかとや骨盤への影響が及ぼす状態になります。その影響が、かかとの痛み、ふくらはぎの痛み、腰や股関節の痛みにつながってしまいます。

土踏まずのアーチが低くなってしまう扁平足の原因として、以下のような原因があげられます。

・立ち仕事など無理な姿勢での立ちっぱなしの時間が長い

・スポーツなどによる足の使い過ぎ

・体重増加、肥満による足への負担の増大

 

当院にお越しいただく足底筋膜炎の症状をお持ちの方に多い特徴は、何か月も同じ症状が改善しない慢性的になっている状態が多いことです。

さらに、慢性症状の特徴は、靴底を見るとその特徴がわかります。靴底には、その人の姿勢のクセが現れます。姿勢のクセとは、体重の重心のかけ方です。

現代の日本人に多いのは、靴底のかかとや外側の部分がすり減っているケースです。

そのような方は、骨盤の重心が後に傾いていたり、脚の膝が外側に開いてしまうO脚になっています。

足の裏だけの症状と思われても、このように機序を詳しくたどってみると、足以外にも問題があることが考えられます。当院では、一部だけを見ず、全体を見て体のバランスを整える治療を行います。

まさに木を見て、森を見ず

全体を見て一部の不調を整えることが、我々のお仕事です(^^♪

 

足底筋膜炎についてはこちらでもご覧いただけます!

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足底筋膜炎

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