ギックリ腰になる前に 宇治市 伊勢田 大久保 のぞみ鍼灸整骨院

2019年10月11日

ぎっくり腰の経験はありますか?

 

ズキッと突然くるあの痛み。

思うように体が動かない苦しみ。

どんな体勢をとればいいのか分からない。

 

今回はその「ぎっくり腰」について書きます。

 

今回も言葉の意味から考えます。

 

そもそも「ぎっくり腰」の「ぎっくり」とは??

腰についてはこちらで書かせていただきました。

 

辞書にはこう書かれています。

 

ぎっくり

不意を突かれて驚くさま

出典三省堂大辞林 第三版

 

 

腰とは、身体の最も大切な部分、という意味と解釈しましたので、

つまり、

身体の最も大切な部分に不意を突かれて驚いた状態

が、ぎっくり腰と言えるでしょう。

 

 

そんなこと、わざわざ説明しなくても!と思われる方もいらっしゃるかと思います。

確かにその通り。

ぎっくり腰は腰が急に痛くなること、正式には「急性腰痛」と言います。

その名の通りです。

 

ただ、言葉を紐解いて分かりました。

不意を突かれる

 

突かれる?

 

この言葉を意味しているのは、明らかに誰かしらから何か被害を受けている。。。

 

不意を突かれた経験はありませんか?

 

例えば、膝カックン

 

あれは不意を突かれますね。びっくりします。

ということは、膝カックンの別名は、ぎっくり膝と言ってもようのではないでしょうか。

 

少し脱線しましたが、

実は、「ぎっくり」とはもともと「びっくり」という言葉から来ているそうです。

 

ヨーロッパではぎっくり腰を急に誰かの仕業で腰が痛くなる現象と捉え

「魔女の一撃」Witch‘s shot

と呼ばれることもあるそうです。

急な腰の痛みが魔女の一撃だなんて、、、恐ろしい話です。

 

 

さあ、ここまではぎっくり腰を「不意に突かれる痛み」と定義づけてしまったがために、

痛みを誰かしらのせいにしてしまおう、という風潮を出してしまいました。

 

現実を見てみましょう。

紛れもなく、ぎっくり腰が起こっているのは、その痛みを抱える本人です。

つまり、ぎっくり腰の原因は、本人の身体にある、ということです。

 

悪い姿勢が続いていませんでしたか?

最近、身体を休める時間はとれていますか?

身体を冷やしてしまうような格好や環境に身を置いてませんか?

 

 

ぎっくり腰を予防する3つのポイント

姿勢を正す

しっかりと骨盤を立ててすわりましょう。足を組んだり、椅子の背もたれにダラっと座ったりしていると不自然な姿勢のため身体が悲鳴をあげ始めます。

 

休息をしっかりとる

肉体的にも精神的にもストレスを溜め込むのは禁物です。溜め込んだときは、身体を動かしたり、趣味を見つけて遊んだりすることで自分にあったストレス発散法で気を晴らしましょう。

 

3 冷えから逃れる

とくに下半身の冷えには注意しましょう。足が冷え始めると、腰にも影響を受けやすいと言われています。季節の変わり目などの衣服の調整、空調の調整も注意です。

 

 

 

 

今回は前回までよりも、お役に立てるような情報を意識しました^^;

みなさまのお役に立てると幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!