2026.02.13
冬になると多くなる転倒

冬になると、
「なんでもないところでつまずいた」
「足が思うように出なかった」
そんな経験が増えていないでしょうか。
雪や凍結がない場所でも、
なぜか冬は転倒の話をよく耳にします。
大きなケガではなかったとしても、
「このままで大丈夫かな」と、少し不安になる瞬間です。
なぜ冬は転びやすいのか

冬に転倒が増えやすい理由は、ひとつではありません。
・寒さで筋肉や関節が動きにくくなる
・厚着によって動作が小さくなりやすい
・暖房器具の増加でコード類につまずきやすい
・乾燥や床材によって滑りやすくなる
さらに、寒い時期は外出や活動量が減り、
身体を動かす時間そのものが少なくなりがちです。
動かさない時間が続くと、
筋肉は柔軟性を失いやすく、反応も遅れやすくなります。
これは「怠けているから」ではなく、
環境によって自然に起こる変化です。
当院での身体の見方・考え方
私たちは、転倒を
「足元だけの問題」
「筋力だけの問題」
とは捉えていません。
身体は全体が連動して動いています。
その連動に関わるのが、背骨と骨盤です。

骨盤は家でいう“土台”、
背骨は“大黒柱”のような存在です。
骨盤の位置や背骨のバランスが崩れると、
まっすぐ立っているつもりでも
実際には重心が偏り、動きにズレが生じます。
そのズレがある状態で、
・筋肉が硬く
・動作のイメージと実際の動きに差があり
・体重や体型が季節で変化している
こうした条件が重なると、
転倒のリスクは自然と高まります。
私たちは、
転倒は身体のバランスによって「結果として起きているサイン」
と考えています。

具体的な対処・セルフケア|今日からできること
大切なのは、特別な運動を頑張ることではありません。
・起きた後や外出前に、足首・股関節をゆっくり動かす
・こたつやソファから立つ前に、一呼吸おいて姿勢を整える
・家の中でも「歩幅を少し意識する」
これだけでも、
身体と動きの感覚のズレを小さくする助けになります。
ただし、
すでにふらつきや痛みが強い場合は、
無理に動かさないことも大切です。
足首のセルフケア
身体のバランスは、背骨と骨盤も重要ですが、地面を支える足のケアも大切です。
当院でできること・できないこと
当院では、転倒後の痛みや違和感に対して、
骨盤と背骨の状態を軸に、身体全体のバランスを確認します。
転倒による衝撃は、
痛みが出ている部分だけでなく、
無意識の防御反応や姿勢の変化として、
骨盤や背骨にも影響を残すことがあります。
私たちは、
骨盤・背骨を整えることで、
身体の使い方や重心の偏りを見直し、
結果として全体のバランスが取りやすい状態を目指します。
一方で、
・明らかな骨折が疑われる場合
・強い腫れや変形がある場合

転倒による骨折の種類
肩: 上腕骨骨折(じょうわんこつこっせつ)
背骨: 脊椎圧迫骨折(せきついあっぱくこっせつ)
手首: 橈骨遠位端骨折(とうこつえんいたんこっせつ)
股: 大腿骨近位部骨折(だいたいこつきんいぶこっせつ)
こうしたケースでは、
医療機関での検査が優先されます。
すべてを当院で対応できるわけではありません。
まとめ
冬の転倒は、
「不注意」や「年齢」のせいだけではありません。
身体の状態と環境が重なった結果として、
起きやすくなっていることが多いのです。
転ばないために大切なのは、
自分の身体の変化に気づく視点です。
もし、
「最近、動きにくさが増えている気がする」
「転んではいないけど不安がある」
そう感じている方は、
身体のバランスを一度確認することも選択肢のひとつです。
当院の考え方や取り組みが、
判断材料になれば幸いです。

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