2026.05.25
「いつもの肩こり」だと思っていませんか?

「肩が重だるい」
「マッサージしてもスッキリしない」
そんな肩の不調を、つい“いつもの肩こり”として我慢していませんか?
ですが
- 腕を上げると痛い
- 後ろに手が回らない
- 夜に肩がズキズキする
- 髪を結ぶ動作がつらい
こうした症状がある場合は、「五十肩(肩関節周囲炎)」の可能性もあります。
肩こりと五十肩は、症状の出方や対処の考え方に違いがあります。
無理に動かし続けると、痛みが長引くこともあるため注意が必要です。
肩こりと五十肩の違い
一般的な肩こり
肩こりは、長時間の同じ姿勢や筋肉の疲労によって起こることが多い不調です。
「重い」「だるい」「張る」といった症状はありますが、痛みがあっても肩自体は動かせるケースが多く見られます。
五十肩(肩関節周囲炎)
一方で五十肩は、肩関節周囲に炎症や硬さが生じ、肩が動かしづらくなる状態です。

特徴は
- 腕が途中までしか上がらない
- 後ろへ回せない
- 夜間痛がある
といった“動かしにくさ”です。
当院では、肩だけでなく、姿勢や背骨・骨盤を含めた全身のバランスも関係している可能性があると考えています。
五十肩は「時期」で対処法が変わる
五十肩は、一般的に「炎症期」「拘縮期」「回復期」の3段階に分けて考えられています。

炎症期|ズキズキ痛む時期
夜間痛が強く、何もしなくても痛みが出やすい時期です。
この時期は、無理に動かさず、炎症を落ち着かせることが大切です。
寝るときは、痛む側の腕の下にクッションを入れると楽になることがあります。
拘縮期|肩が固まりやすい時期
痛みが少し落ち着く代わりに、肩が動かしづらくなる時期です。
お風呂上がりなど身体が温まったタイミングで、痛みの少ない範囲から少しずつ動かしていきます。
回復期|少しずつ動く時期
徐々に肩の動きが戻ってくる時期です。
肩だけでなく、背骨や骨盤を含めた全身のバランスを整えることで、肩へ負担が集中しにくい身体づくりにつながると、私たちは考えています。
自宅でできる「振り子運動」
炎症期の強い痛みが落ち着いたら、「振り子運動(コッドマン運動)」が代表的なセルフケアとして知られています。

やり方
- テーブルに片手をついて前かがみになる
- 痛む側の腕をだらんと下げる
- 体を軽く揺らし、その反動で腕を小さく動かす
ポイントは、「肩の力で頑張って動かさないこと」です。
痛みが強い場合は無理をせず、中止してください。
肩こりの出ない身体づくりを目指せる習慣3選
当院が大切にしていること
当院では、肩だけを見るのではなく
- 姿勢や背骨・骨盤のバランス
- 肩周囲の筋肉の緊張
- 日常生活での身体の使い方
などを総合的に確認しています。
背骨・骨盤矯正も、身体を整える方法の一つとして活用しながら、本来の自然治癒力が働きやすい状態づくりを大切にしています。
必要に応じて、鍼灸や手技療法なども組み合わせながら、お身体の状態に合わせて施術を行っています。

まとめ|「ただの肩こり」と決めつけないこと
肩の不調は、単なる肩こりだけでなく、五十肩のように関節そのものに問題が起きている場合もあります。
特に
- 夜に痛む
- 腕が上がらない
- 後ろに手が回らない
といった症状がある場合は、無理をせず、一度身体の状態を確認してみることも大切です。
身体は、痛みを通してサインを出していることがあります。
我慢だけで乗り切ろうとせず、少しずつ向き合っていくことが大切です。
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