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【こむら返り】「またつった…」を減らすこむら返りの話

2026.03.09

夜中のふくらはぎの痛み、その背景にあるもの

突然の痛みで目が覚める

眠っているはずなのに、急にふくらはぎが強くつる。
しばらく動けず、落ち着いたころにまた眠る。

寒い時期にはこのようなご相談が少し増えます。
大きな病気ではないことが多いけれど、繰り返すと気になるものです。

こむら返りは「結果」として起こることが多い

こむら返りは、筋肉が自分の意思とは関係なく強く収縮する状態(筋痙攣)です。

はっきりした原因が一つだけとは限りませんが、
共通しているのは「筋肉が興奮しやすい状態」にあること。

寒い時期には特に

  • 冷え
  • 疲労
  • 水分不足
  • 電解質(ミネラル)の乱れ

が重なりやすい季節です。

どれか一つというより、いくつかが少しずつ影響していることが多いと考えられています。

起こりやすくなる主な要因

寒さと血流の低下

寒さで血管が収縮すると、筋肉への血流は低下します。
血流が落ちると、筋肉は硬くなりやすくなります。

できること

  • 湯船につかる
  • 就寝前に足を温める
  • 軽く伸ばす

疲労の蓄積

立ち仕事や運動後、同じ姿勢が続くことでも下肢は疲労します。
疲労した筋肉は神経が過敏になり、けいれんが起こりやすくなります。

※「乳酸が溜まるからつる」という説もありますが、現在はそれだけが原因とは考えられていません。

できること

  • ふくらはぎのストレッチ
  • 適度な休息
  • 姿勢を整え、負担を偏らせないこと

水分不足

脱水は筋痙攣のリスクを高めることが知られています。
冬は汗をかきにくく、気づかないうちに不足しやすい季節です。

できること

  • こまめな水分補給(常温や白湯
  • カフェイン飲料のとりすぎに注意

電解質(ミネラル)の乱れ

筋肉の収縮にはカルシウム・マグネシウム・カリウムなどが関わります。
極端な不足は、けいれんの一因になります。

できること

  • バランスのよい食事
  • 小魚や野菜、果物を取り入れる

当院が大切にしている視点

私たちは、こむら返りを
「ふくらはぎだけの問題」とは考えていません。

背骨や骨盤のバランスが崩れ、
姿勢に偏りが出ると、下肢への負担は変わります。

その負担が積み重なった“結果”として、
症状が出ていることもあります。

当院では、背骨・骨盤を軸に身体全体のバランスを整えることを大切にしています。
それは症状を抑え込むというより、
身体本来の回復力が働きやすい状態をつくるためです。

今日からできること

  • 足を温める
  • 寝る前に軽く伸ばす
  • 水分をこまめにとる
  • 姿勢を少し意識する

まずは一つで十分です。

当院でできること・できないこと

当院では、

  • 姿勢や骨盤バランスの確認
  • 下肢への負担評価
  • 血流を促す施術

を通して、身体全体から整えるサポートをしています。

一方で、頻繁に繰り返す場合や、しびれ・強い痛みを伴う場合は、
医療機関での検査が適しているケースもあります。

まとめ

こむら返りは、
身体のどこかに負担が偏っているサインかもしれません。

部分ではなく、全体を見ること。
整える余地があると知ること。

それだけでも、身体との向き合い方は変わります。

必要であれば、選択肢の一つとしてご相談ください。

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